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プロフィール

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山野にわとり(管理人)
性別:
女性
職業:
おもにアシスタント
趣味:
特撮・洋楽・人間椅子

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アナログ展示に思う

おあつうございます。いきなり真夏になりましたね。アトリエ高階の山野にわとりです。

新居にはエアコンという文明の利器がありますので有り難みが深いです。
もちろんアトリエ高階もエアコンは完備であります。
今年の夏は暑くなるのでしょうか。


さて、先日銀座松屋で開催中の『ポーの一族展』に行って参りました。
展示量も凄くて、何よりうつくしさに眼がつぶれるかと思いました。
古い生原稿は見慣れているはずですが、さすがにすごい迫力でしたね。

70年代の作品の修正の仕方って大胆だなぁ…。絵は繊細なのに、紙とかべったり貼ってあったり…。

トーンの下の指定が強すぎたり…(案の定印刷にはしっかり出ていた)。

しかしこういうところがまた生原稿展示の醍醐味です。制作現場の生々しい息吹というか。


で、思うのはデジタル化が進む今後のことです。

デジタル原稿って展示はどうするんでしょうね?

モニタをたくさん置いてスライドショーにでもしますかね?

……どうやっても生原稿展示には迫力で勝てない気がするんですが、誰か画期的なやり方開発してくれませんかね。


いずれにせよ、生原稿の展示というのは今後レアになっていくものかと思います。

名作の生原稿の保存も、この業界全体の問題として(なんなら日本の問題として)考えていく時期になったんではないでしょうか。

という訳で以下告知です。『地獄でメスがひかる』の生原稿はこちらでご覧になれます❗

『創刊65周年記念「なかよし」展~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆』
弥生美術館にて  10月4日~12月25日

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/next.html





95年ミステリーボニータ5月号表紙より

拍手[8回]

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