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プロフィール

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山野にわとり(管理人)
性別:
女性
職業:
おもにアシスタント
趣味:
特撮・洋楽・人間椅子

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原稿メンテ

こんにちわアトリエ高階の山野にわとりです。

秋晴れ続きから一転、なんかうっとうしい天気になっておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、短期で銚子の現場に来ております。

原稿のメンテナンスが追い付かないもんで、追加でお仕事します。

原稿のメンテというのは↓こういうやつ。



画像を見ていただけるとわかると思うのですが、背景の切り貼りが割と発生します。
これもデジタルなら問題ないんですが…。

アトリエ高階では、長らく貼るのに「裏から紙テープ+両面テープを工夫したものでカバー貼り」、ということをしてきました。

当座はそれでよかったんですが、十年二十年してきますと事態は深刻に。
紙テープが変色して、油っぽい成分が表に染み出してきたのです。

それが右のような状態ですね。

それに気づいて、もう十年くらいは裏からスコッチテープのみ、というやり方に変更してきたのですが。
前に処理した原稿については、もう裏のテープを慎重にはがして、スコッチテープで補修するしかありません。

表にしみちゃった黄色は正直お手上げ。
これ以上悪くしないための最低限の処置ですが仕方ありません。

セロテープもダメ、マスキングテープもペーパーセメントも経年劣化は最悪です。

現状、紙原稿に貼っていいのはスコッチテープだけじゃないかと思います…。
(一応二十年くらいは大丈夫そうでした…経験上)


30年経ったらどうかまでは保証できませんが…。


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もう2年くらい?

こんばんわアトリエ高階の山野にわとりです。

ブログの更新しようと思ったら、カラー画像のネタまで切れていることに気がつきました!

いや、カラーはまだまだいっぱいあるのですが、当分持つだろうと思っていたマジシャンとミステリーボニータの表紙イラストが…。

気が付けばずいぶん長いことやってるんですねえ、このブログ。

というわけで、これからはランダムに新旧取り混ぜてイラスト掲載していこうと思います。


とりあえず↓これ。

『アドニスの憂鬱な日々』、高階先生のレアなコメディミステリーより。
ちなみに現場では主に『アドニス』で通っているので、正式なタイトルを思わず検索してしまいました。

「華麗なるアドニスの憂鬱」だっけそれとも「華麗なるアドニスの日々」だっけ、なんか違うなー。」あれ?←どうかと思う

起きる事件は結構えぐいのですが、コメディ仕立てで主人公がマジシャンの省吾さんと対極です。
『新マジシャン』ではコラボ出演までしていたりします。


『アドニスの憂鬱な日々』より

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地上波で…惜しい!

こんばんわアトリエ高階の山野にわとりです。

このところうちのあたりでは秋晴れが続いておりまして、平和です。
続くといいですねえ、こういうの。せんだっては荒れ模様続きでしたからねえ。

さて、弥生美術館にて『なかよし展』が開催されているわけですが、昨日火曜日にテレ朝のミニ番組にて、展示が紹介されておりました。

ちょうど展示期間も折り返しですので、いいテコ入れだなーと期待して見てみました。

紹介されたのはリボンの騎士原画と(これは必見)、美内すずえ先生と「おはようスパンク」、それになかよしの付録群でしたね。

惜しい。
まあ、五分番組じゃしょうがないですかね。

ともあれ高階先生の原画はじめ、見ごたえ十分ですので、この秋ぜひお越しください!



ミステリーボニータ表紙より
掲載号未詳

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これといって何もなく

秋晴れが続くようになりましたね。
アトリエ高階の山野にわとりです。

平和でいいんですが、これといってネタがなくて困ります。

にわとりがクリスタで悪戦苦闘してるとかどうでもいいし。
(生まれて初めて3D素材使ってみたのはちょっと興奮しましたが)

ネットで作品配信をするという野望のために、サイト名は『自Q(じきゅう)』にしようとうさぎさんと決めた話とか。

ニトリで油はねスクリーン(400円弱)を買おうと決めたとか。なにそれ便利。

どうでもいい話ばかりですね( ´∀` )
平和だな。



お知らせ;
弥生美術館の展示が中期のものに入れ替えられたようですので、皆様ぜひ!


ミステリーボニータ表紙より
掲載号未詳 
これはイモリでしょうか。

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M計画、始動。

関東は秋晴れになりましたアトリエ高階の山野にわとりです。

只今弥生美術館にて高階良子原画展示中です!
展示内容が中期に切り替わったようですから、一度ご覧になった方もお楽しみいただけます。
芸術の秋、竹久夢二の展示も素敵ですよ!

さて、山野にわとりが長らく悩んでいることの一つが
『データ保存』についてです。

個人の写真の保存もさることながら、漫画の原稿を扱っていますと、なんとかしてデータ保存しておかなければと思うわけです。

高階先生の原稿も経年劣化で黄ばんできたりしますし、昔出版社の倉庫が火事になって一部原稿に焼けこげができた事件などを思い出しても、やはりデータのバックアップはしておきたいところです。

しかし、調べてみますと実はDVDもHDDも意外と長期保存には向かないのです。
いずれのメディアもせいぜい十年と考えなければなりません。

十年たったら読み出せなくなるとか、恐ろしすぎでしょう…。
実際、にわとりが昔焼いた写真のCDは読めなくなりました。悲劇です。


そんなわけで、このデータだらけのご時世に、まともに長期保存できるものはないものかと探しておりました。


M-DISC(Millennial Disc)はMillenniata社が開発した長寿命の追記型光ディスク

耐光性、耐熱性、耐湿性に優れ、長期の読み出しが可能(「1000年持つ」と開発元は主張)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


これじゃん。

1000年はもたなくていいから!100年で御の字だから!

早速『M計画』と勝手に名付け、実現に向けて動きました。

まずはディスク、Mディスクは普通のDVDやBDよりはさすがにお高いです。
でも、厳選したデータの保存になら問題ないレベルですね。カラーボックスでも買ったと思えば。

次にハードです。Mディスク対応のドライブでないと書き込めませんので、購入します。
(読み出しは普通のドライブでOK)

意外とお手頃で外付けドライブがありました。7000円凸凹。↓




手始めに、自分の写真を整理してBDに焼いてみました。

生まれてこのかたの写真が、全部一枚のディスクの三分の一に収まってしまいました。
複雑。

しかし、これで先生の原稿データを保存するめどがつきました!やったね!M計画万歳!


……しかし、100年もつかどうかは、百年後にしかわからないんじゃないかとちょっとだけ思っています。




ミステリーボニータ表紙より
掲載月号未詳

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