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プロフィール

HN:
山野にわとり(管理人)
性別:
女性
職業:
おもにアシスタント
趣味:
特撮・洋楽・人間椅子

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ブログ始まって以来の危機…か?

すっかり春ですね。花粉症の方はどうぞお大事に。
アトリエ高階の山野にわとりです。


現場で黙々作業中ですが、大変な事が起きました。


アイシーのコピートーンが生産終了してしまったのです!!


……なんのこっちゃとお思いでしょうが、コピートーンっていうのはこういうやつです。


シール状になっているフィルムで、好きなものをコピーしてオリジナルトーンが作れるという優れものです。
これをアトリエ高階では非常に重宝していまして、服の柄、オリジナル効果、木や茂みなどなど、かなりの割合で使用しています。

こんなのや

こんなのも

こんなのもあります。


オリジナルのガラだけでも200種、効果も100種近く、茂みや樹木も100種以上にコピートーンを使っているので、コピートーンが供給されないとなると、今までの表現が不可能になってしまうのです!

これは春からえらいことです。
もう20年以上この体制でやってきたのに、根本から見直さないといけません。

……たった一つの商品が手に入らないだけでこれほど影響を受けるとは。

……なんという依存体制だったのでしょうか(;^_^A



あわてていろいろ考えてはいますが、もはや完全な解決方法は一つしかありません。

デジタル制作への移行です。

もちろん、高階先生にデジ絵というのは無理がありますから、トーン仕上げのみのデジタル化ということになります。

そうすると、変わるのはわたくし山野の仕上げ作業だけということに。
それはそれでちょっとクラッとしますが。

今後そうなることにほぼ決まりです。
高階先生と背景T氏に関しては今までと同じ作業体制で大丈夫です。
わたくしもデジタルはいずれ不可避だと思っていましたし、楽しみな部分もあります。

……が、まあ、わたくしとしては…ここまで20年積み上げたトーン管理のすべてが事実上無用のものと化すので非常に複雑です…。


2003年ミステリーボニータ10月号表紙より


お知らせ:『妖しの森の幻夜館』第3巻 発売中です!
4月6日発売 ミステリーボニータ5月号 『眠れる荊棘の…』第3部掲載されます!

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春でしょうか:現場です

三寒四温というやつでしょうか、気温が乱高下していますね。
こんにちはアトリエ高階の山野にわとりです。

現場が始まりました。
『眠れる荊棘の…』第3部50P、ミステリーボニータ5月号掲載になります。


アップ目指して頑張ります。

しかしとりあえず、高階先生が妹さんにいただいた大量のお野菜を消費せねばなりません。

千葉はお野菜の生育がいいですからね。
白菜でっかい。
キャベツもちろんでっかい。
大量の長ネギ。
ブロッコリーの葉ってどうやって使えばいいのか。

むしろ制作よりこっちにリソースをつぎ込んでいる気がしますが。気のせいです。

八宝菜とミネストローネ作ってみましたが、ほんの手始めですね。
ダメになる前に頑張って消費します。

next、ふきのとうの天ぷら。




「魔性の祭壇」より

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用心です❗

寒さも和らいできましたか。
こんにちはアトリエ高階の山野にわとりです。

来週には現場に入るのですが、高階先生によるとインフルエンザA型を召されたとのこと。
さいわい完治されたようですが、今度の現場にさわりがあってはいけません。

現場にウイルスを持ち込むのは、なんと言ってもアシスタントです。

今日は「アクアマン」を観に行こうと思っているのですが、がっつりマスクなどで予防したいと思います。対策大事。

これでB型とかC型とか持ち込んだ日には洒落になりませんからね(;^ω^)



天気が良かったので稲村ヶ崎の海岸でパチリ。
海水浴場をやらなくなってから、冬の海のきれいさが自分史上最高です。
砂浜は減ったけど。



93年ミステリーボニータ35号表紙より

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冬来たりなば

変わらずお寒うございます。

それでも春とおからじということなのでしょう、はや花粉の兆しのようですね。
花粉症のみなさまにはお見舞い申し上げますアトリエ高階の山野にわとりです。

雑記です!

先日は鎌倉の建長寺で馬頭琴とバンドゥーラの演奏を聴いて来ました。

玄妙かつ優美かつ奥深く、たいへん結構な経験でした。
日本人的には馬頭琴と言えば「スーホの白い馬」ですね。
とても浪漫を感じます。

ロケーションが建長寺の座禅堂ってのがまた。



鎌倉の寺社は、これで京都などとも少しムードが違うんですね。質実剛健というか。
固いんですな雰囲気が。

家から近いんですが、子供のとき以降はなかなか行かないものなので、久しぶりに行けて良かったです。


お仕事用に冬枯れの素材を撮ってみました。
いい感じに使えそうです❗
あ、でもこれ使えるの次の冬だ…今度描くのはタイミング的に背景は春だろうから…。
(´・ω・`)ワスレソウ


2004年ミステリーボニータ12月号表紙より

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ちょっとした野望

あったかくなったり寒くなったり忙しいですね。
受験シーズンですし、引き続き体にはお気をつけください!
アトリエ高階の山野にわとりです。寒い。

先日、漫画家の友人と「紙の本売れないねえ」なんて愚痴を言い合ってたんですが、やっぱりこれからは電子書籍もやるべきか、という話になりまして。

「紙と印刷要らないんならセルフ編集でよくね?」
「ネームならデジタル写植できるし(にわとりはこの作業だいすき)」
「出版社通すと出来ないやつとか」
「プラットフォームさえあればいけるか」

なんて盛り上がりまして。

俄然やってみたくなったわけです。
まあ、デジタル同人みたいなものですが。
それでも発表の場はあった方が間違いなくいいですしね。

自分たちのさじ加減でできて自己責任、ていうのは魅力的です。

もちろん、デジタルでも出版する編集プロダクションはありますが、ネットなら自分らで勝手にやることは可能ですからね。

雑誌社を通していた今までの形って、印刷製本流通にお金がかかるから成り立ってた訳です。

小規模覚悟のマイナーレーベルなら、まあ何やっても人に迷惑がかからないのがネットのすごいところ。


どんな形になるか、まだ夢想段階ですが、漫画のマイナーレーベルをネットで立ち上げてみたいなー、と思ってます。

その際には…高階先生にも
「……描きたくても出版社通せないようなやつ…描いてみませんか?」(°∀° )ニヤリ
なーんて声をかけさせていただこうかなー(・∀・)なんて。

ユメハオオキク。



ミステリーボニータ表紙  掲載時期未詳

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