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山野にわとり(管理人)
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おもにアシスタント
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特撮・洋楽・人間椅子
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高階良子スタッフブログ<公式>漫画家・高階良子の仕事について週イチで発信する予定のスタッフブログ。一応公式になります。2020.12.09 Wed 16:26:47 コピー機の顛末お寒うございます。アトリエ高階の山野にわとりです。
先週はコピー機がヤバいお話でしたが、月曜日にめでたく新機が設置されました。 締めきりにけっこうギリでしたね。 でも業者さんはいいお仕事をしてくれました。 なにしろこれって130キロあるんだそうで、それを民家の二階から降ろしたり持ち込んだりっていうのはやっぱり専門業者でないと難しいのですね。 精密機器だし。 ↑ 新顔 狭い階段でやりくりする手腕はすごかったですね。 しかし130キロ……部屋の隅にお相撲さんがずうっと座り込んでるイメージですか? それと、この機械はもはやコピーというよりスキャナ&プリンタとして運用されますので、ネットワークのセッティンなどもしていただきました。 ……仕事場で自分以外の複数人が、チャカチャカPCいじって作業するという、今風な風景が思ったより新鮮でちょっと感動です。 だってここでは自分以外ほとんどPC作業しないので……。 なんかすごいカッコよく見える……。 さて本日は作業最終日でバタバタですので、本日は味気ないですがこれまで。 『70年目の告白』第5話は2021年1月6日発売ミステリーボニータ2月号掲載です! PR
2020.04.22 Wed 16:35:31 制作中レポ皆さまおうち生活は順調でしょうか。つつがなしや。
アトリエ高階の山野にわとりです。 ちなみに「つつがない」という言葉は、ツツガムシ病が流行した際に「ツツガムシ病にかからず健康である」という意味からできた言葉だとか。 病気つながりのまめちしきでした。 さて、現在制作中の高階先生の新作ですが、じつは掲載時期が決まっておりません。 上がったら考えるとか聞いたような気がしますが、気のせいでしょうか。 いろいろ流動的ではありますが、ともかくも制作は進行しております。 テーマはなにかと申しますと。 まさかの『自伝的作品』なのであります。 と言っても高階先生の作品ですので、普通の自伝とは違うと思います(まだ一部しかネームを見てないのでよくわかっていない)。 近日公開、乞うご期待であります! ↓制作中クリスタ画面。自伝っぽくはないですね。 先週使い残したワインは、寝る前にみんなでおいしくいただきました。 そしたら勢いがついて、チーズなど用意してワインを頂くのが半ば習慣化してしまいました。 天国のような職場ですwww 2020.02.20 Thu 11:29:42 ヤバい2020.02.12 Wed 14:41:51 貸し本時代おはこんばんちは、アトリエ高階の山野にわとりです。
本日は雑用で現場入りしております。 雑用というのは例えばこれ↓。 1967年発表『すきとおった世界』の1ページです。 このころは「なかよし」「希望の友」といった雑誌の他に、若木書房という貸本屋さんのお仕事もしていた時代なのです。 貸し本スタイルというのは、いわゆる雑誌掲載とはだいぶ趣が違ったようでして(自分はさすがに直接は知りませんが)。 まず、ほぼ書下ろしスタイルであること。したがってページ数が100以上なのが普通ですね。 そして、当時はほぼトーンは使いません。アミっぽいところは、原稿に指定しておくと版下のほうでアミっぽくしてくれるというシステムです。 上の画像をよく見ると、ところどころ青くしてありますね。これが指定なわけです。 印刷の工程を経るとこうなります(すきとおった世界の掲載本が見つからなかったので別作品ですが) このアミっぽい部分は版下での作業なんですね。 アミと言ってもいわゆる60番台ではないですね、この濃度は。 80とか81とかみたいな印象です。 あと、よく見るとトーン貼りとは違って雑です。だいぶ雑です。仕方ないんでしょうが。 昔々、石ノ森先生のサイボーグ009の初期もこういうアミ指定だった気がします。ものすごいざっくりしたアミでしたっけ。 雑誌でもやっていたのでしょうね。 でですね、現在高階原稿全データ化にいそしんでいるのですが、この時代の指定のみ残っている原稿をどうするか、ということです。 原稿には指定しか残ってないですからね。さすがにこのままではまっしろで寂しすぎます。 というわけで、雑用のひとつは原稿のデータ化及び、デジタルでアミ追加その他もろもろといったところですね。誤植も何とかしたいし。 あっ、まだ返ってきてない原稿のリスト作成もしなきゃ。いそがしいいそがしい。 2019.11.27 Wed 13:43:49 原稿メンテこんにちわアトリエ高階の山野にわとりです。
秋晴れ続きから一転、なんかうっとうしい天気になっておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、短期で銚子の現場に来ております。 原稿のメンテナンスが追い付かないもんで、追加でお仕事します。 原稿のメンテというのは↓こういうやつ。 画像を見ていただけるとわかると思うのですが、背景の切り貼りが割と発生します。 これもデジタルなら問題ないんですが…。 アトリエ高階では、長らく貼るのに「裏から紙テープ+両面テープを工夫したものでカバー貼り」、ということをしてきました。 当座はそれでよかったんですが、十年二十年してきますと事態は深刻に。 紙テープが変色して、油っぽい成分が表に染み出してきたのです。 それが右のような状態ですね。 それに気づいて、もう十年くらいは裏からスコッチテープのみ、というやり方に変更してきたのですが。 前に処理した原稿については、もう裏のテープを慎重にはがして、スコッチテープで補修するしかありません。 表にしみちゃった黄色は正直お手上げ。 これ以上悪くしないための最低限の処置ですが仕方ありません。 セロテープもダメ、マスキングテープもペーパーセメントも経年劣化は最悪です。 現状、紙原稿に貼っていいのはスコッチテープだけじゃないかと思います…。 (一応二十年くらいは大丈夫そうでした…経験上) 30年経ったらどうかまでは保証できませんが…。 |